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教育長メッセージ

ページID:0003238 更新日:2024年4月2日更新 印刷ページ表示

教育はひとづくりであり、まちづくりの基盤です。

私たちを取り巻く環境は、新型コロナウイルスの拡大による生命環境の危機や公衆衛生への脅威、政治・経済への深刻な打撃が続き、さらには世界各地での対立や紛争の激化、気候変動による「地球沸騰化」など、まさに将来の予測が困難な時代に直面しています。

日本国内においては、人口減少・少子高齢化や高度情報化が進展する中で、私たちの意識や価値観をあらためて見つめ直し、一人ひとりが人生のさまざまなステージでどのように輝いて生きていくのかが問われています。

本市では、これらの課題に正面から向き合い、「市民のしあわせの実現」のために、向こう10年を見通した「第3次三次市総合計画 -みよし未来共創ビジョン-」を今年3月に策定しました。

あわせて、このビジョンにおける教育分野の具現化をめざし、本市全体で一体的な取組を進めるため、「みよし学びの共創プラン」(教育大綱・教育振興基本計画)を策定しました。

市民一人ひとりが、自分の良さや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら複雑な社会変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることが求められています。そして、社会全体で子どもを育てていくことを市民全体の共通認識とし、 三次らしい取組を通して「未来を創る当事者」を育てることへの決意と覚悟も必要です。

これらの取組を着実に推進するために、教育委員会事務局組織の改編も行いました。

本市においては、20年後、30年後にも「人と想いがつながり、未来につなぐまち」として、日本や世界に誇れる三次を創造する「みよし結(ゆ)芽人(めびと)」の育成に総力を挙げて取り組みます。

今後とも、市民のみなさまをはじめ、本市につながりをもっていただくすべてのみなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

令和6年4月

三次市教育委員会教育長   
迫田 隆範(さこだ たかのり)