本文
令和3年度三次市実施計画
このたび、行政運営の指標とする「令和3年度三次市実施計画・財政計画」を策定しました。
令和3年度三次市実施計画(計画期間:令和4年度から令和6年度)[PDFファイル/388KB]
実施計画
1 計画の趣旨
本市は、人口減少・少子高齢化の進行や社会経済情勢が変化する中で、「市民のしあわせの実現」のため、平成26年3月に策定(平成30年12月一部改訂)した第2次三次市総合計画の着実な実行と、令和2年11月に策定した第2期三次市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく「地方創生」の更なる深化に向けた取組を進めているところです。
未だ新型コロナウイルス感染症の収束は見られませんが、ウィズコロナ・アフターコロナ時代を見据えて、やるべき施策・事業を厳選し、着実に実施していく必要があります。
「ひとづくり」の分野では、ネウボラみよしや老朽化した保育・教育施設の計画的な改修をはじめとする子育て支援・教育環境の充実、「くらしづくり」の分野では、市立三次中央病院の計画的な整備等医療環境の充実、ため池等の治水利用をはじめとする流域治水の推進による災害に強いまちづくりへの対応、「仕事づくり」の分野では、農畜産物の生産力強化や担い手育成等による農林業振興、商工業支援、移住・定住の推進、「環境づくり」の分野では、脱炭素普及啓発等の環境対策や市道・上水道等の社会基盤整備、DX(デジタル変革)やICT利活用の推進、「しくみづくり」の分野では、住民自治組織の活動支援、市ホームページの全面リニューアルやシティプロモーションによる情報発信の強化等に取り組んでいきます。
計画の執行にあたっては、限りある財源を有効に活用するため、三次市長期財政運営計画に基づき、将来負担を考慮して効果的で持続可能な財政運営を強く意識し、これまでの知見と創意工夫を最大限に発揮して、「新しい三次づくり」のため、各施策に取り組んでいきます。
2 計画期間
計画期間は、令和4年度から令和6年度までとします。
3 対象事業
対象事業は、主要課題に重点的に対応するために必要な取組をとりまとめました。具体的には、本市が事業主体または関係団体として取り組む単年度事業費がソフト事業1件1,000万円以上、ハード事業1件5,000万円以上の投資的事業を基本とし、新規・拡充事業および一部事務組合負担金については事業費の多寡に関わらず計上しました。
4 計画事業費
実施計画の期間中の計画事業費および財源内訳は、次のとおりです。また、計画事業については、社会経済情勢の変化や市民ニーズの変化に対応するため、必要に応じて見直しや修正を行うものとします。
会計別 | 事業費 | 財源内訳 特定財源 | 財源内訳 一般財源 |
---|---|---|---|
一般会計 | 13,791,500千円 | 9,048,900千円 | 4,742,600千円 |
特別会計・公営事業会計 | 7,043,500千円 | 6,803,300千円 | 240,200千円 |
一部事務組合負担金 | 154,400千円 | 126,900千円 | 27,500千円 |
合計 | 20,989,400千円 | 15,979,100千円 | 5,010,300千円 |